川越商工会議所青年部 川越商工会議所青年部

ご挨拶

2020年から始まったコロナの脅威はいまだ衰えを知らず世界は未曽有の危機に見舞われたままです。国内でも昨年4月に続き今年の1月にも緊急事態宣言が発令され長きにわたり日本経済にかなりのダメージを与え続けています。
 青年部の昨年度は2月に行った全体協議会の後は10月の臨時全体協議会まで全ての事業が中止となり大きな担いの一つであるメンバー同士の交流が一切取ることができませんでした。本来青年部で得られるはずの経験・体験を一切提供出来なかったことをメンバーの皆様には誠に申し訳なく思っております。
 現在はこのように社会的にも大変厳しい環境下でありますが地域経済を担う企業の一員として、また、地域社会の根幹を担う青年経済人として、コロナに負けることなく積極的に前を向いて地域を元気にする原動力とならなければならないと考え行動します。
 まずはコロナ禍という環境下であれ、我々のような団体でもメンバー同士が交流できる事業形態があると思いますのでそれを模索し実行します。役員会等で行われているZOOM等による会合の開催だけでなくフレキシブルに考え様々な手法でメンバーの交流を深めたいと思います。また来年は川越市が市政施行100年の記念すべき年でもあります。これまで川越市とは小江戸川越ハーフマラソンで協働してきましたが100周年を祝う新たな事業も出来たらと考えています。また昨年開催される予定であったオリンピックも今年開催されるということで青年部としてオリンピックを盛り上げる活動もしたいと思います。
 そして昨年度から青年部として取組んでいるSDGsについてもこんな環境下であるからこそ誰一人も置き去りにしないという根本的な考え方を重視し今後も更に積極的に推進していきます。
 2019年に魅力創造をキーワードとして活動を始めましたがコロナの影響により志半ばで終わってしまっています。今後2年につきましても魅力創造をキーワードにかかげこんな時だからこそ我々にできることを行うことで青年部そして皆さんの魅力を創造し自分たちと組織の価値を高めてまいります。
 これからまだまだ厳しさを増すこともあると思いますがメンバーの皆様とともに商工会議所の一員として商工会議所法第6条に定められる『商工業の総合的な改革発展を図り、社会福祉の推進に資する』この目的に合致する活動展開を行ってまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

川越商工会議所青年部
部長 飯野 知之